専門の学校を選ぶ理由
どの道のプロを目指す場合でも、専門の学校やスクールに通ったほうがいいでしょう。
そのほうが体系的に勉強ができ、広い知識を身につけられるからです。
その学校から就職しやすいという利点もあります。これは、服飾の分野でも同じです。
このサイトでは、どのような服飾の専門学校やスクールがあるか、またどのようなことを学んでいるのかを紹介してきます。
●基礎から入るのはどこでも同じ
どこの服飾の専門学校やスクールに入学しても、最初に習うことは同じです。
服飾関係の基礎として、デッサン、ファッションイラスト、トレンドについて、アイテムや素材の理解、そしてパターンと縫製などについて学びます。
これらは、どの服飾の分野に就職するにしても必要な知識であり体験です。
一生必要な基礎的なことを重視するのは、どこの学校でも同じなのです。
●専攻が分かれるとき
どこの学校でも、2年生になると専門に分かれることが多いです。
そこでの製作がそのままプロと同レベルになることがあります。
学校によって違いますが、ジュエリーとバッグで専門が分かれるところもあります。
また、同じアパレル業界でも、服のデザインなのか、バイヤーなのか、宣伝関係のプレスなのかで学ぶことは違います。
自分がやりたいことがはっきりしているのなら、歓迎できるといえるでしょう。
そして、服の製作には、現在ではパソコンを用いることがほとんどです。
実際に縫うのは別として、パソコン上でデザインを描くこともあります。
また、商品管理やデータはどの方面に就職しても必須のものなので、必ず勉強しておいてください。
●特殊な授業
いろいろな分野のスクールで進められているもののひとつに、産学共同プロジェクトがあります。
学習段階の在校生でも、プロと一緒に仕事をして実力をつけるというものです。
これは服飾のスクールでも進んでいるものです。
その他には、学生主催のファッションショーや有名デザイナーを招いての特別講義。
また、留学のシステムが整っているスクールもあります。
●何で学校を選ぶのか?
最初に習うことは同じでも、進学するにつれ少しずつその学校ごとの特色が授業に出てきます。
そういった違いがある中で、何を基準に学校を選ぶのがいいのでしょうか。
それは、ご自分でいくつもの優先させたい項目を考え、それに沿って選ぶのがいいと思います。
学校と家との距離、学費、授業内容、卒業生の活躍、服飾の中でも進みたい道に関わる授業があるのか、などです。
ご自分が何をしたいのかを明確にしてから、どの専門学校・スクールを選ぶべきか考えるのがいいでしょう。